組合とは何かを、いま一度問い直す ― 来期も執行部として向き合う覚悟

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来期の組合選挙の結果が出て、ありがたいことに引き続き執行部として活動させていただくことになりました。組合員の皆さんからの信任を受けた結果であり、その重みを強く感じています。だからこそ、ただ「続投できて良かった」で終わらせるのではなく、今あらためて自分自身、そして執行部全体に問い直したいことがあります。

それは、「組合とは何か」「なぜ組合が存在するのか」「誰のために、何に対して仕事をしているのか」という根本的な問いです。日々の業務や対応に追われていると、知らず知らずのうちに目的と手段が入れ替わり、活動そのものが形骸化してしまう危険があります。組合は本来、組合員一人ひとりの声を集め、職場環境や待遇、将来への不安に対して団結して向き合うための組織であるはずです。

そのために執行部に求められるのは、「やっている感」ではなく、覚悟と責任だと考えています。理想論だけでは現実は動きません。時には相手と駆け引きをし、厳しい判断を迫られる場面もあります。全員にとって百点満点の答えが出ないことも多いでしょう。それでも、組合員の利益を最優先に考え、現実的な判断を積み重ねていくことこそが、執行部の役割ではないでしょうか。

もし、その覚悟を持てないのであれば、役職にしがみつくのではなく、退くという選択肢も含めて真剣に向き合う必要があると私は思います。役職はゴールではなく、責任を果たすための立場に過ぎません。「やりたくない仕事」を誰かに押し付けたり、波風を立てないことを優先したりするのであれば、それは組合員のための活動とは言えないでしょう。

また、執行部の在り方についても考えさせられる場面があります。本来、三役をはじめとする執行部は、しっかりと意見を出し合い、議論を重ねたうえで同じ方向を向いて進むべきだと思っています。意見の違いがあること自体は問題ではありません。むしろ、多様な視点があるからこそ、より良い判断ができるはずです。

しかし現状、物事が一人で進んでいるように感じる場面があるのも事実です。悪意があるわけではなく、スピード感や責任感から来る行動なのかもしれません。それでも、十分な共有や議論がなされないまま進んでしまえば、執行部としての機能は弱まり、組合員との距離も広がってしまいます。この「違和感」を見過ごすことは、組合全体にとって決して良い結果を生まないでしょう。

だからこそ今期は、立ち止まって話し合うことを大切にしたいと考えています。何のためにこの組合があるのか、誰のために行動しているのか。その原点を共有し、執行部としての覚悟と方向性を揃えることが、結果的に組合員の信頼につながるはずです。

組合は一部の人のものではありません。声を上げづらい人、忙しくて関われない人も含め、すべての組合員のために存在しています。その責任を背負う立場にいるからこそ、これからも問い続け、悩み、議論しながら、より良い組合の形を模索していきたいと思います。

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