🎸5日目:最後の放課後、屋上で見つけた“私たちの音”🎶

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🌇放課後の屋上で――

学園祭まであとわずか。
毎日遅くまで練習して、気づけばみんなの目の下にはクマさん🐻💦
あの元気いっぱいのリーダー・リナちゃんでさえ、今日はちょっぴり元気がなかった。

「……ねえ、私たち、本当にこれでいいのかな?」

風の音に混じって、ミサキちゃんの声がかすかに聞こえた。
誰もすぐには答えられなかった。
ギターのリナちゃんは弦を見つめたまま黙り込み、ドラムのユイちゃんはスティックを握りしめてる。
ベースのミサキちゃんも、いつものおどけた笑顔を見せない。

私も胸がギュッとなった。
“どうしたらいいんだろう…”って。


🍃沈黙のあとに

沈黙の時間がしばらく流れた。
ふと、ハルカちゃんがつぶやいた。

「ねぇ、最初にバンド組んだ時のこと、覚えてる?」

みんなが顔を上げた。
「覚えてるよ〜」ってユイちゃんが笑いながら言った。
「最初の曲、ひどかったよね😂」
「でも、すっごく楽しかった!」ミカちゃんも笑った。

リナちゃんの目に、少しずつ光が戻っていくのがわかった。
「うん……“楽しい音楽を届けたい”って、ただそれだけだったよね」

その言葉に、全員の顔がふっとほころんだ。
私はその瞬間、胸の奥がじんわり温かくなった( ˘︶˘ )💕


☀️屋上の風と、あの日の気持ち

夕陽が傾き始めて、屋上の風が少し冷たくなってきた。
でも、みんなの表情はどこか穏やか。
ハルカちゃんが空を見上げて言った。

「難しく考えすぎてたのかもね。うちら、音楽が好きで始めたんだもん。」

「うん、みんなで笑って、聴いてくれる人がちょっとでも元気になれたら、それでいいよね。」

リナちゃんの声には、もう迷いがなかった。
ミサキちゃんもにっこり笑って、
「じゃあ、また“最初の気持ち”で行こっか!」ってギターを鳴らした🎸✨

その音が、夕焼けの空に吸い込まれていった。
すっごく優しくて、どこか懐かしい音だった。


💧私、感動して泣いちゃいました(;_;)

みんなの話を聞いてたら、なんだか胸がいっぱいになっちゃって…。
「そっか…この子たちは“音楽を楽しむ”ためにここまで来たんだ」って思ったら、涙が止まらなかったの😢💦

ドジな私は、ティッシュを探してカバンの中をゴソゴソ…。
でも、見つけたのは楽譜の切れ端だけ😂
(そのせいで、あとで楽譜がひとつ行方不明に…ごめんなさい💦)

それでもね、泣きながら笑ってた私を見て、ユイちゃんが笑ってくれたんです。
「マネージャー、泣きすぎ〜!でもありがとう。私たち、もう大丈夫だよ😊」って。

あぁ、もう…その笑顔でまた涙出ちゃうじゃん〜。゚(゚´ω`゚)゚。💕


🎶心をひとつに、楽しもう!

そして、全員で手を重ねて言った。
「“キャット”出動っ🐾!楽しむぞーっ!」

その瞬間、夕日がみんなの顔をオレンジ色に染めた。
風が髪を揺らして、まるで応援してくれてるみたいだった。
あぁ、この景色、きっと一生忘れない。

私も胸の中でつぶやいた。
「キャットのみんなの音楽が、たくさんの人の心を照らしますように…✨」


次回は、いよいよ学園祭当日!🎤✨

🩷最後まで読んでくれてありがとう!
今日も“キャット”の音が、あなたの心に届きますように🎵(๑˃̵ᴗ˂̵)💫

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