仕事の合間の癒しポイント

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海老名での納品を終え、次の積み込み地である富士小山へ向かうため、大井松田ICへとハンドルを切った朝。すでに仕事のモードではありましたが、あの下り坂に差し掛かった瞬間、思わず心がふっと緩む景色が待っていました。前方にすっと姿を現す富士山。その堂々とした姿は、毎日の運行に慣れたドライバーであっても「おお…」と声を漏らしてしまうほどの存在感です。山々に囲まれた谷間からそっと顔をのぞかせるその姿は力強さだけでなく、どこか包み込むような優しさを感じさせてくれるから不思議です。

大井松田ICを降り、国道246号へ入ると、さらに心を奪われる風景が続きます。山あいの道は赤く色づいた木々に囲まれ、谷間を抜けていく車窓からは、まるで京都のトロッコ列車に乗っているかのような景色が広がります。深まる秋の色づきが道路の左右から迫り、自然が作り出す美しい“トンネル”を通り抜ける感覚は、仕事の移動中であることを忘れさせてくれるほど。忙しない日々の中で、こうした一瞬の癒しがどれだけ心を支えてくれているか、走りながらしみじみ感じました。

しかし、見惚れてばかりはいられません。やがて積み込み地が近づくにつれて、自然と気持ちも仕事モードへ切り替わっていきます。観光気分でふわりとしていた心を引き締め、無事に積み込み作業を終えると、次は滋賀の自宅へと帰路につく時間です。昨日から続く行程を思えばなかなかの長旅でしたが、時計を見れば会社への到着は16時。大きなトラブルもなく、安全運行で終えられたことに何より安堵しました。

運送の仕事は、荷物を届けるだけではなく、こうして日々の道のりの中でさまざまな表情の景色と出会える仕事でもあります。富士山の雄大な姿、色づく山の谷間、季節ごとに変わる景観。それらはただの“道”ではなく、心に残るひとつの旅路。その一瞬一瞬が、今日もまた「この仕事をしていて良かったな」と思わせてくれる大切なご褒美なのかもしれません。

そして無事に自宅へ帰り着いたとき、ふと振り返ると、仕事の道中で感じた自然の美しさが、確かに心を軽くしてくれていたことに気づきます。日々の運行は続いていきますが、明日もまた違う景色が待っていると思うと、不思議と疲れも少し和らぐような気がします。

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