平日の休みというものは、週末とはまったく違う空気をまとっています。街もどこか落ち着いていて、時間の流れがゆっくりに感じられる──その独特の静けさが、私にとっては何よりのご褒美です。朝、まだ外が薄明るい頃に目を覚まし、淹れたてのコーヒーの香りを楽しみながら一日の段取りを考える。普段は味わえない余裕がそこにはあります。
そんな穏やかな空気の中で、ふと耳を澄ますと、隣の部屋では老犬がまだスヤスヤと眠っています。もう長く一緒に過ごしている家族の一員。その寝息を聞きながら散歩の準備をする時間は、なんとも優しく、胸が温かくなるひとときです。早朝の散歩はいつも妻がしてくれているため、平日のお休みだけは私の役割。妻は仕事へ向かうため忙しい時間帯ですが、その分、私はしっかり老犬との時間を楽しみたいと思っています。
散歩を終えて戻ってくると、ようやく本格的に私だけの静かな時間が始まります。書斎に入り、パソコンの前に座り、BGM制作やブログの執筆に取りかかる。誰にも邪魔されず、外の世界も静かで、自分の思考とだけ向き合える貴重な時間。クリエイティブな作業に没頭できるのは、この平日の休みがあってこそだと、つくづく感じます。
ただ、この自由な時間が手に入るのは、決して当たり前のことではありません。日々私を支えてくれる妻がいてくれるからこそ成り立っているもの。家のこと、老犬のこと、仕事のこと──お互いを支え合う関係があるから、私は安心して自分の好きなことに集中できるのです。夫婦という関係は、言葉で説明する以上に奥深く、支え合うことで強くなるものだと、年を重ねるほど実感します。
午後になると、仕事を終えた妻が帰ってきます。私はその時間に合わせて、できるだけ一緒に外へ出られるよう準備しておきます。たわいもない買い物でも、妻と過ごす時間は大切です。平日の休みだからこそ、二人でゆっくり買い物を楽しみ、夕食の食材を選びながら会話を弾ませる。そんな何気ない一日が、私たちにとっての大切な思い出になっていきます。
このように、平日の休みは特別な場所や豪華な予定がなくても、心の豊かさを感じられる日です。老犬との穏やかな散歩、書斎での創作時間、そして妻との日常のひとこま。それらが合わさって、私にとっての“贅沢な休日”が完成します。支え合い、尊重し合い、優しさを循環させながら生きていく──そんな夫婦の日常をこれからも大切にしていきたいと思います。



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