今日は、身に染みるほど冷たい朝を迎えました。布団から出るのを一瞬ためらうほどの冷え込みで、外の空気を吸った瞬間、思わず肩をすくめてしまう。配送先は兵庫県三田市。南方面ということもあり、正直なところ少し気持ちは楽でしたが、新名神高速ではところどころ雪が舞い、冬が本気を出してきたなと感じる一日でした。
幸いにも路面状況は大きく乱れることなく、慎重に走れば問題ないレベル。ハンドルを握りながら、「これなら今日は無事に終われそうだ」と胸をなで下ろしました。滋賀県内でも場所によって積もり方はさまざまで、日陰や山間部では一気に白くなります。長年走っていても、雪だけはやはり油断できません。事故を起こさず、無事に帰ること。それが何よりも大事だと、毎冬あらためて思わされます。
そんな中、頭の片隅から離れなかったのが、先日行われた会社との給料改定に関する話し合いでした。休憩を挟みながらのディスカッションでしたが、正直なところ説明はかなり分かりにくく、「結局どういう計算で、どう変わるのか」が見えづらい内容でした。曖昧な表現や都合の良い言い回しが多く、聞いているうちに胸の奥にモヤモヤが溜まっていったのを覚えています。
そこで私は、自分なりに整理して作っておいた資料を取り出し、幹部の方々に手渡しました。感情論ではなく、数字として“現実”を見てもらいたかったからです。実際の金額、差額、生活への影響――。その一つひとつを示しながら、「この内容では、働く側がただ削られていくだけではないでしょうか」と率直に伝えました。言葉はどうしても強くなりましたが、それだけ切実だったのだと思います。
その場では空気が一気に張りつめ、正直「言い過ぎたかもしれない」という不安もありました。帰り道、そのことがずっと頭から離れず、後になって電話で確認を入れました。すると返ってきたのは、「あれくらい言ってくれてよかった。」という言葉。正直、少し肩の力が抜けました。
さらに次回は、三役を交えた話し合いの場が設けられるとのこと。話が前に進んだ実感と同時に、「自分ひとりで突っ走っていたのではないか」という思いもよぎりました。もし、このまま誰にも届かず、ただ消耗するだけなら――そのときは身の振り方を考えるべきなのかもしれない。そんな考えが頭をよぎったのも事実です。
ただ、こうして一歩ずつでも話が進んでいること、声を上げたことが無駄ではなかったと感じられたのは大きな収穫でした。仕事とは、生活とは、そして自分が何を大切にして働いているのか。改めて考えさせられる一日でもありました。
冷たい風の中、ハンドルを握りながら、今日も無事に帰れることへの安堵と、少し先の不安と希望が入り混じる。そんな一日を、静かに噛みしめています。



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