「サイズ表記を信じたのに合わない理由 ― 海外製品とフリマ商売の落とし穴」

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サイズ表記を信じて注文したはずなのに、届いた商品を開けてみると「なぜか合わない」。インチやセンチメートルまできちんと明記されているにもかかわらず、実際に装着したり、試しに使ってみると、どうにも違和感がある――フリーマーケットで商売をしている人であれば、一度や二度では済まない経験ではないでしょうか。

私自身、仕入れの段階では必ずサイズ表を確認し、数値も何度も見比べた上で注文しています。感覚や勘に頼らず、「数字」を信じて選んでいるつもりです。それでも、いざ商品が自宅に届き、検品を兼ねて試してみると「小さい」「大きい」「思っていた形と違う」といったズレが生じることがあります。その瞬間、頭に浮かぶのは「海外製だから仕方ないのか?」という疑問です。

確かに、海外製品には国ごと、メーカーごとに独自の基準があります。同じ「Mサイズ」や「10cm」という表記でも、どこを基準に測っているのか、どの状態での寸法なのかが異なる場合があります。例えば、平置きで測ったサイズなのか、使用時の伸縮を考慮したサイズなのか、それとも最大値なのか。表記自体は正しくても、前提条件が違えば、受け取る側の印象はまったく変わってしまいます。

さらに問題なのは、国際的に完全に統一された規格が存在しない分野が意外と多いことです。工業製品の一部にはISO規格などがありますが、日用品や趣味性の高い商品、フリマでよく扱われるアイテムほど、その枠から外れているケースが少なくありません。結果として、購入者側が「日本の感覚」でサイズを解釈してしまい、ズレが生じるのです。

こうしたミスマッチは、商売において決して小さな問題ではありません。サイズが合わなければ販売できず、別の商品を改めて注文することになります。再注文には時間もかかり、送料や手数料といったコストも積み重なっていきます。利益を出すどころか、気づけば赤字になっていることすらあります。

それでもフリーマーケットでの商売を続けていく以上、この問題から完全に逃げることはできません。だからこそ、「サイズ表記は絶対ではない」という前提を持つことが重要になってきます。数字は同じでも、基準や測り方が違えば意味は別物。その現実を理解した上で、余裕を持った仕入れや、商品説明での注意書き、実測値の記載など、できる対策を積み重ねていくしかありません。

サイズ表記の落とし穴に今日も頭を抱えながら、それでも経験は確実に次へと活かされていきます。失敗を繰り返しながら学び、少しずつ精度を上げていく。その積み重ねこそが、フリマ商売を長く続けるための現実的な答えなのかもしれません。

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