妻の“専属ドライバー”として過ごす休日。そこにある夫婦円満の秘訣

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明日は、妻から頼まれた買い物のお供の日。普段は大型トラックを操るドライバーの私も、休日となれば妻専属の運転手へと早替わりします。仕事の時とは違い、横に座っているのは大切なパートナー。道中の会話も、景色を眺めながらの時間も、どこか特別に感じられるものです。

実は若い頃、代行運転のバイトをしていたこともあり、ちゃっかり二種免許まで取得しています。そんな話を持ち出して、「運転してあげるのは良いけど、高いよ?安全運転と快適座席付きでね」なんて調子に乗って言ってみると、妻からは決まって「はいはい、あなたの運転は安全が標準装備でしょ」と鼻で笑われて終わりです。負けた気分になるけれど、それも悪くない。むしろ、そんなやりとりをしていると「ああ、夫婦だなぁ」としみじみ思います。

夫婦生活も長くなれば、言葉が足りなかったり、ちょっとしたことでカチンときたりすることもあります。でも私たちは、お互いをリスペクトする気持ちさえ忘れなければ、たいていのことは「はいはい」と笑って流せる。無駄に怒る必要もないし、相手を傷つける言い方をする必要もない。日常の小さな掛け合いが、夫婦の空気を心地よくしてくれるのだと感じます。

明日は少し早めに家を出て、どこかでゆっくりコーヒーでも飲みながら、行き先を相談することにしましょう。妻はショッピング、私は荷物持ちと運転手。役割は違っても、その時間には夫婦としての会話があり、笑顔があり、ちょっとした冒険があります。普段はお互い仕事でバタバタしているからこそ、こんな休日が大切なのだと思います。

大型トラックを走らせていると、どうしても日常は時間との戦いになりがちです。交通状況を見ながら、安全第一で目的地に間に合うように走る。そんな生活をしていると気持ちにも余裕がなくなる時があります。だけど休日の運転はまるで別世界。慌てず、焦らず、好きな音楽を流しながらゆっくり進む道。助手席には黙って隣にいてくれる妻がいる。それだけで、どんな道も穏やかに感じられます。

いつものスーパーでも、インテリアショップでも、行き先はどこでも良いんです。その時間を共有できることが何より大切だから。買い物の途中、妻が「あ、これいい!」と目を輝かせる瞬間を見ると、運転してきて良かったなと思うのです。お会計中に荷物を受け取ったり、カートを押したり、ちょっとしたフォローを積み重ねることで「いつもありがとう」の言葉に代わっていく。

夫婦円満の秘訣なんて、きっと特別なことではありません。高級レストランに行かなくても、豪華な旅行をしなくてもいい。大切なのは、一緒にいる時間をちゃんと楽しむこと。会話を丁寧にすること。相手の存在を当たり前にしないこと。そんな積み重ねこそが、長く続く夫婦の絆をつくっていくのだと思います。

私たち夫婦にも、そりゃあ喧嘩する日があります。でも、一晩寝たらほとんど忘れています。「まあいっか」と思える関係が、実は一番強いのかもしれません。リスペクトしながらも、深刻になりすぎない。相手の欠点を数えるより、良いところをひとつ多く見つける。そんな姿勢が、これから先も二人を支えてくれるでしょう。

明日もきっと、にぎやかで楽しい1日になるはず。少し冷たい風と、温かいコーヒーの両方を味わえる季節。運転席から見える景色を妻と共有しながら、また新しい思い出をつくっていきたいと思います。

さて、明日も充実した1日にしていきましょう。
そして帰り道には、また妻にこう言ってみます。

「今日の運転代、やっぱり高いよ?」

もちろん返ってくる言葉は決まっています。
「はいはい、安全運転は標準装備でしょ」

その言葉を聞きながら、私はこう思うのです。
——これからも、そんな日々が続いてくれるといいな、と。

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